SUPフィッシングをはじめる vol.1 ~釣りのためのSUPボードの選び方~

SUPとは何か、SUP で釣りをするSUPフィッシングとは何か、そんなSUPに興味を持っている方へSUPフィッシングのはじめかたについて連載していきます。

SUPフィッシングをはじめるvol.1ではSUPボードの種類と選び方、中古SUP購入時の注意事項についてご紹介します。
vol.2では釣り方や釣り道具の選び方をご紹介しますので乞うご期待

※この記事の初回掲載は2015/5/1です。


※注意※
SUPフィッシングはルールとマナーを必ず守りましょう

特にSUPでの釣りにおいては下記の点を厳守しましょう
●日の出前のエントリーは禁止
●ライフジャケットは必ず着用
●船から見えるようにフラグを掲げて、目立つ服装をしましょう
●漁船の邪魔をしない、定置網や沖のブイに近寄らない



はじめに
僕が最近はまっているSUPフィッシングについて少しご紹介します。
SUPフィッシングとは、SUP(スタンドアップパドルボード)と呼ばれるパドルで漕いで進むサーフボードを使って釣りをすることです
手軽で自由度が高く、すごく楽しい釣りです
カヤックフィッシングと同じような感覚で沖に出て釣りが楽しめますが、カヤックに比べてSUPボードは軽くて道具も少ないので手軽に楽しめます
ただし手軽にはじめられる反面、トラブルも起きています。
その原因が知識や経験不足、パドリングなどのスキル不足、ルールやマナーの認識不足により発生しています。
無知なまま海に出てしまうのは命にかかわることなので、わからない事はお気軽に聞いてください。

カヤックフィッシングの場合は、ショップでカヤックを買った際に情報を教えて頂いたり、講習を受けたスキルを習得します。
SUPの場合はネットでお手軽に購入することができるため、ショップなどの講習を受けずトラブルに陥ります。

SUPフィッシングのスクールを開いているサーフショップもありますので、近くにそのようなお店がないか探してみてください!
例えば神奈川だとSUPフィッシングスクールをやっているサーフショップは2店舗あります。

◆横須賀パドルクラブ

◆Hosoi SURF&Sports



(参考)SUPスタートBOOK ~新しいスポーツSUPをはじめよう~

SUPフィッシングをはじめよう!!
SUPフィッシングをはじめようにも、「何をどうすればいいのか・・・?」って人が多いと思います。
僕もその一人でした。色々と試行錯誤しながら今のSUPフィッシングスタイルにたどり着きました。
まずはパドルで漕いで沖を目指すこと。これがSUPフィッシングの第一歩です。
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SUPフィッシングは手軽にすぐ沖まで出れます。
そして少し沖にでるだけで、おかっぱりとは比べ物にならないぐらいの魚影の濃さが待っています♪
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関東では釣り場に対して人が多くて、釣りに行っても堤防に人がいっぱいで釣る場所がない・・・
なんてことがよくありますが、SUPフィッシングにはそんな悩みは一切なしです
広々とした海の上でのんびりと釣りを楽しむ事ができます
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もっともっとSUPフィッシングを楽しむ人が増えるように、SUPフィッシングをこれからはじめよう!ってひとの参考になればと思いまとめてみようと思います。
ただし、SUPフィッシングは海や天候、サメなどの危険生物との戦いとなる危険な遊びでもあります。
正しい情報とスキルを身につけて、海のルールやマナーを守り、安全に楽しみましょう


最後は自分のスタイルを見つけてSUPフィッシングを楽しみましょう!
ちなみに僕のもっとうは、 Safety First(安全第一)です!
ビビりなので…(笑)

vol.3では安全にSUPフィッシングを楽しむための釣り場選びや、天候などの注意をまとめるので、こちらも乞うご期待です


SUPフィッシングとの出会い
この記事を読んでいる「SUPフィッシングをやってみたいなぁ~」って人には
①SUPはやるけど、釣りは未経験のひと。
②逆に釣りはするけど、SUPは未経験のひと。
その2パターンの人がいると思いますが、僕は後者の②釣りはするけどSUPは未経験の人でした。

ずっとカヤックフィッシングには興味があってカヤックを買おうか悩んでいました。
でも、マンション暮らしの僕にはカヤックを買っても保管する場所もなく諦めていました。

そんな僕がSUPに興味を持ったのは2009年の夏です。
ある日、千葉の外房で海沿いを移動していると海の上に立っている人がいるのです。
僕は気になり調べてみるとSUPという新しいスポーツと出会いました

しかも、SUPに乗って釣りをしている人がいるのです。
これがSUPフィッシングと僕の出会いです。

そこからSUPを買ってSUPフィッシングをはじめる2011年までに約2年ぐらいかかったんですけどね・・・
今思えば、なぜすぐに始めなかったのか後悔です(笑)

そんな僕がSUPフィッシングをはじめるまでに悩んだポイントなども書いていきますので是非参考にしてください



SUPにはどんな種類が?
僕は当時釣り歴20年で釣りに関しては知識と経験があったので、どちらかと言うとSUPというものが未知の世界でした。
まずはSUPについて調べました。SUPには大きく分けて2つのタイプがあります。


ハードボードと呼ばれるカーボンや、木、カヤックと同じ素材でできた普通に想像するサーフボードと、インフレータブルボードと呼ばれる空気を入れるタイプのものです。
SUPは長さ2.5~3.5m、幅が75~85cm、重さ10~15Kgぐらいで、普通のサーフボードに比べてかなり大きいです。
車がないひとや、マンションやアパートで保管場所がないひとには、空気を抜けば小さく畳めるインフレータブルボードがオススメです


インフレータブルボードは空気を抜いて畳むと小さめのドラム缶ぐらいの大きさのリュックに収まる大きさになります。
イメージは車のトランクに2、3個入るぐらいです。
庭付き一戸建てに住まなくてもインフレータブルボードならSUPを持てるのです
車のトランクに詰め込んでもこんな感じです。
この写真は左側にSUPとエアポンプ、右側にクーラーBOXやライフジャケットを積みこんでいます。
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SUPを3つ積んでもこんな感じです
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僕が最初に買ったSUPボードもインフレータブルボードです。
インフレータブルにした理由はマンション住まいで保管場所がない事と、ハードボードに比べて価格が安いからです

どのボードを買えば良いのかよくわからないのでとりあえずの1枚目として安いボードを購入しました。
フルセットで6万円弱なのでSUPフィッシングの入門にはピッタリ!
素材はかなり丈夫で週に2回のペースで7年間(2018年時点で)使ってますが、まだまだ使えます!

買ったインフレータブルボードが届いたときこんな感じ
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膨らませるとこんな感じで、部屋の中だとかなりの威圧感があります
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でも空気を抜いてリュックに納めるとこんな感じで、かなりコンパクトになります
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私が3枚目のボードに買ったのが、AKUAのインフレータブルボードです。
このボードもSUPをはじめるためのアイテムがすべて揃っています。
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そして6万円台という激安価格です。
一番のお気に入りは木目調のデザインですが、デザインだけではなく性能もかなり高くSUPフィッシングに向いています。
安いボードでは厚みが10cmという薄いモノが多いですが、このボードは厚みが12cmあります。
この2cmは浮力や安定感、ボードに乗った時のたわみに大きく影響します。
ボード選びに迷ってる方には、まずこのボードをオススメします。
10、11、12フィートの3種類があります。それぞれ厚みも10cm、12cm、15cmと変わります。
価格と浮力を考えるとオールマイティな11フィートが良いと思います。
体重の軽い女性や子供は10フィートでも大丈夫です。逆に体重が80kg以上ある男性は12フィートを選んだほうが安定します。



同じようにフルセット揃っていて低価格なボードでオススメはアクアマリーナのボードです。
こちらは日本にも輸入販売元の会社がありますので、フィンなどのパーツの取り寄せなど、紛失や破損した場合に気軽に問い合わせできます。


2021年の最新モデルも発売しています


その他に特殊なSUPとしてSUPフィッシング専用のモデルもあります。
安定するようにサイドにフロートがあり、ロッドホルダーやクーラーボックスがボードに装着できます
アクアマリーナからモニターとして提供してもらい僕の6枚目のSUPになりました
※僕の使っっているのは2017年モデルで最新モデルとはデザインや付属品など異なります



クーラーBOXとロッドホルダーが装着できます
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先端は少し跳ね上がりカヤックのような形状になっています
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アクアマリーナ「DRIFT」の紹介記事はこちら
↓↓↓


サイドフロートで安定感抜群で免許と船検不要の2馬力エンジンの「船の長さが333cm以下」という条件に合うサイズなのでエレキモーターとの相性バッチリです

SUP用のエレキモーターBixpyJetの紹介記事はこちら
↓↓↓



★今一番おすすめのSUPがコチラ★
2019年に日本初上陸のブランドAZTRONのボードです
低価格高品質が売りのSUPで初心者にも嬉しいポンプ、パドルなどのフルセットです
一番の売りは空気室が2つに別れているので沖での安全性が格段にUPします

そして僕の5枚目のSUPはAZTRONになりました照れ

AZTRONのSUPの特徴はこの3つです
・ダブルチャンバー
・ダブルレイヤー
・ロッカーデザイン

まず、ダブルチャンバーとは空気室が2つ(ダブル)に別れているのです
SUPフィッシングでは沖で穴が空いてプッシュー・・・なんて怖いことがありますが
空気室が2つに別れていると片方に穴が空いても、もう一つの空気室があるので安心感がUPです
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ダブルチャンバーの安全性検証のために、外側の空気をすべて抜いて乗ってみました
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なんと、外側の空気をすべて抜いても普通に立って乗れる浮力と安定感です
さすがにボードはボワボワしますけどね
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次に、ダブルレイヤーとは空気室を作るPVCの生地が2重になっているのです
穴が空きにくくなって、そもそもの空気漏れが防げます
しかも軽量化も工夫されているので他のインフレータブルSUPと重量はほとんど変わりません
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最後にロッカーデザインですが、ボードの底が縦方向に反っているデザインのことです。
どのぐらいロッカーデザインが再現できているのか、実際の商品が届いてから試してみたので
もう少しあとの方の内容でお楽しみにということで
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さらにインフレータブルSUPで有名なAquaMarinaと同様に
AZTRONも日本に販売代理店があるのでアフターサービスも安心です

ツーリングモデル


★★★AZTRON「NEPTUNE」の紹介記事はこちら
↓↓↓


僕の8枚目のSUPはAZTRONのオールラウンドモデルMercury10'10''となりました
これは2021年のNEWモデルで、2021年モデルから生地がリニューアルして丈夫で更に軽くなっています
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ツーリングモデルのNeptuneが12kgぐらいで、これが8kgぐらいなので4kgも軽いのです
持ち運びの際の軽さは格段に違います
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AZTRONはオールラウンドモデルもダブルチャンバー(空気室が2つ)です
内側の空気室だけ空気を入れるとこのサイズで、外側の空気が完全に抜けても浮きます
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あと2021年モデルではカヤックシートをつけるためのDリングが標準で装備されています
(カヤックシートは別売です)
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ツーリングモデルに比べるとスピードは落ちますが、軽くて操作性が高いのでパワーに自信がない方でも気軽にSUPを楽しめます
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オールラウンドモデル



2020年からNEWモデルで、収納時に更に小さくなるNOVAが新登場です
NEWモデルではフィンがUSフィンに変わっています。








僕の7枚目のSUPはAquaMarinaのツーリングモデルHYPER12'6''となりました
これは2021年のNEWモデルです
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HYPERはAquaMarinaで唯一のダブルチャンバー(2気室)で安全性と剛性が向上しています
これは内側だけ空気を入れた状態です
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細くて長くて見た目はほぼレースボードですね
スピードがすごく出そうなフォルムです
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別売のカヤックシートの取り付けも可能です
ダブルバドルの人にはカヤックシートとの相性も抜群です
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★★★アクアマリーナHYPERの紹介記事はこちら
↓↓↓



インフレータブルって柔らかい?破れやすい?
空気を入れるインフレータブルボードはゴムボートのようなイメージで、柔らかくて上に立てるのかな?とか、破れないのかな?とか、なんとなく不安ですよね…?
でも、安心してください!!
そんなことないんです。
実物に触れてみればわかりますが、全く柔らかくないし、ちょっとやそっとじゃ破れません!

固さはフローリングの床に薄い高反発マットを敷いた感じです。想像しただけでも固いですよね??だって、その上に立つんですもん(笑)

破れやすさは、ハサミとか、釣り針とかで攻撃すればもちろん破れるぐらいです。
ハードボードに比べれば、もしかしたら破れるかもって心配はあります。

僕もインフレータブルボードを4年(2015年時点で)使っていますが、1度だけ穴が空きました。

釣れたシイラがランディング中にジャンプして、ルアーの針がボードに刺さったのです。
でも、すぐに空気が抜けるわけではなく、そのあと40分ぐらいかけて沖から岸まで漕いで戻りました。
岸についてもボードの上に立てる固さで空気は残ってました。
その他、シーバスや真鯛の背びれで穴が空くことが多いのでご注意ください


あとは、夏場の暑い時期に空気を入れたまま日向に放置したり、冬など気温差が大きい時期に空気圧を高くしていると気温の上昇とともに更に空気圧があがり破裂する可能性が高いためご注意ください。
空気圧については、MAX15psiのボードに対して10psi、高くて11psiぐらいを目安に空気を入れています。


※破れた場合の修理方法についてもまとめていますので、コチラの記事を参照ください。
価格はハードボードのほうが高くなります。
価格を無視すれば、収納場所や運搬方法があればハードボード、そうでなければインフレータブルという感じでしょうか。

ずっとやっていると最後はハードボードがほしくなります・・・
僕も4枚目のボードはstarboardのハードボードを購入しました
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ハードボードを購入する場合は、インフレータブルボードより浮力が弱いのでご注意ください。
釣り目的の場合は10フィート以上で容積の表示(vol)が170L以上を選ぶほうが良いです。
できればツーリングを目的としたサイズ12フィートで容積が200L以上のものを選んだほうが釣りには向いていると思います

僕のハードボードは10フィートで容積が171Lです。
釣りはできますが、もう少し浮力があっても良かったなという感じです



SUPの形やサイズは?
SUPには色々な形やサイズのものがあります。
波に乗るSUPと、釣りをするSUPは適している形が違います。波乗りは小回りがきいたり扱いやすいもの、釣りは水の上で安定しているものが適しています。
あとはクルージングと言ってひたすら漕いで進む楽しみ方や競技もありますが、その場合は推進力が必要なのだ細くて長いSUPになります。
釣りを前提とした場合は安定しているものなので、より面積の大きいSUPのほうがいいですね。

釣りで必要な安定感の目安は幅が80cm以上あること!90cmに近いとかなり安定します。
長さはあまり気にしなくてもいいですが、長すぎると小回りがきかなくなるので、こちらも目安は3.0~3.5mぐらいです。買うときの表記は10~12フィートぐらいですね。
SUPフィッシングは十分な浮力と安定性(幅)があれば、あとはデザインで選んでOKです

これまで紹介したAZTRONやアクアマリーナのツーリングモデル、オールラウンドモデルは安定感の条件を満たしています。
要注意なのは無メーカーのSUPで厚みが10cm、12cmなど薄いものや、レースモデルで幅が70cm以下のものです


空気を入れる
そして、SUPの空気入れが意外としんどかったりするんですね
なれてくると気になりませんが、2枚入れるときは僕もさすがにしんどいです

そんなときはこれです!
SUP専用の電動ポンプがあります。
電動ポンプで指定の気圧になると停止するので空気入れながら放置しておいても安心
※ただし、こちらの電動ポンプは音がうるさいので住宅街や早朝などは使わないようにお願いします


Sevylor(セビラー) 12V 15PSI ウォーターポンプ



他にも車のタイヤ空気入れにアダプターを付けて入れる方法もあります。
これなら車や自転車の空気入れと、SUPの両方に使えて一石二鳥ですね
しかも、車のタイヤの空気を入れるものなので、今使っている電動ポンプで「最大15psiなのに15psiが最後まで入らないんだよね」なんて悩みの人にもオススメです。
一般的な車のタイヤ空気圧200kpaは28psiですからね。


メルテック エアーコンプレッサー(自動車/バイク/自転車/ボール) 最高圧力:825kPa DC12V

SUP用のバルブを付けて空気を入れます。
ボール用や、自転車用のバルブに変える事で何にでも応用できますね。

エアーSUP用高圧バルブ


中古SUP購入時の注意事項
お手頃価格でSUPを購入する方法として中古品の購入があります。
最近だとヤフオクや、メルカリなどネットっ中古品をよく売っているのですぐに見つかると思います。
但し、中古SUPには落とし穴があるので注意が必要です。
その落とし穴は送料です。
特にハードボードを購入した場合ですが、送料は1万円以上(地域によりますが15000~20000円ぐらい)かかります。
せっかくお安く手に入れても送料に1万円以上払っては新品とあまり変わりません。
なので中古SUPを購入する際には必ず送料を計算してから買ってください。
中古には品質の懸念もあるので、あまり値段が変わらないようであれば新品で購入したほうが安心して楽しめます。

その他のアイテムは?
その他、SUPで沖に出るために必ず必要なアイテムは3点になります
・パドル
・リーシュコード
・ライフジャケット


パドルは長さ調整できるものがオススメです。
SUPは基本的に立って漕ぎますが、釣りの場合は安定の良い座った姿勢で漕ぐことが多いためです。
立ち漕ぎでは長めに、座って漕ぐときには短く調整して使えると便利です



パドルの素材は軽くて折れにくいカーボンがオススメですが、カーボンは価格が高くなります。
特にstarboardなのこのパドルはカーボンですが、アルミとほぼ変わない価格でオススメです。

サイズはパドリングの力に自信がある人は多く水が漕げて推進力の出るLサイズ、あまり自身がない方はMサイズがオススメです。
Mサイズの方が細かく何度も漕げるので波乗りに適しています。


上記のパドルは価格が安くコスパが良いですが、繋ぎ目で折れることがあり、沖で折れると大変・・・
私も同じパドルを使っていて、過去に1度沖で折れてしまいました・・・

少しお値段は高くなりますが、折れにくいフルカーボンパドルがおすすめです。
こちらのパドルはカーボンとグラスを混ぜることで同等の性能と低価格を実現しています。



こちらは100%フルカーボのパドルでやはりしなりや軽さが違います
現在、こちらのパドルを使用しています



こちらの記事に記載していますが
海上でパドルを失った場合を想定しておきましょう
↓↓↓



最初は座って漕ぐとこうなっちゃいます・・・
写真は一緒にはじめた友人です。
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ぎこちないですよね(笑)
しかも最初は釣り竿や道具をどうすればよいのか、一番悩みました。
座るとオールが長すぎますね!
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話がそれましたがあとはリーシュコードが必要です。
サーフィン用で売っているものであればどれでもオッケーです!

落水した際にSUPと体をリーシュコードで繋いで置かないと、SUPだけ流されて泳いでもボードに追いつけなくなりそのまま遭難してしまいます
必ずリーシュコードは付けましょう!






そして最後に、忘れては行けないのがライフジャケット(別名:フローティングベスト、救命胴衣、PFDなど)です

SUPはかなり沖まで出る事ができるため、転覆や漂流した際に命を守るためにライフジャケットの着用は必須です
特にサーファーの方はサーフィンの時に着用しないため、「SUPでも必要ないでしょ。なくても大丈夫でしょ。」という感覚があるかもしれませんが、SUPで沖に出るのはサーフィンより遥か遠くになりますので、その感覚は捨ててください。

釣り用のゲームベストはフロントポケットにアイテムが入ってSUPフィッシングには便利です!


カヤック用のライフジャケットは背もたれに座るとき邪魔にならないように背中の浮力体が短くなっています







SUPフィッシングの服装は?ウェットスーツっている?
僕は5月~10月末まで水着でSUPフィッシングをしています。
この期間は水温18度以上、最高気温も25度以上でウェットスーツは不要です。

水着とは言っても、日焼け対策のために足も、上半身もラッシュガードですべて覆っています。
少し気温が低いときは体を温めてくれるし、真夏は日差しから体を守ってくれます。
日陰の全くないSUPフィッシングでは夏の日焼け止め対策が重要です。


12月になると急に冷えてきます
日中は暖かかい日でも朝は特に冷えるので冬用に買った5mm厚のウェットを上下で着てます。


このウェットスーツは記載されているサイズの+1サイズ上がちょうど良いサイズになりました。
例えば上は身長、下はウェストサイズから+1しました。
高価なウェットスーツに比べて横のサイズは大きめです。

上下別れているタイプのいいところは、海の上でトイレが出来るところですねチュー


こちらの記事に記載していますが
海上では船との接触事故を防ぐためにフラグを立てて、目立つ服装をしましょう
↓↓↓

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さぁ、ここまで準備すればもう海に出ることはできます!
次はSUPフィッシングのために必要な釣具や便利なアイテムを紹介していきます。

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