みなさん、こんにちは!!

SUPフィッシングをはじめるvol.5ではSUPの修理方法についてです。
インフレータブルSUPをしばらく使っていると、ふとした事で穴が開いたりSUPが傷ついたりします。
そんな時にリペアーキットを使用した修理方法をご説明します。
また付属の接着剤がなくなった場合に追加で購入するおすすめ商品もご紹介します。
※過去の記事はコチラ
SUPフィッシングをはじめる
インフレータブルSUPを使用しているとSUPに穴が開く事が良くあります。
私もSUPフィッシングを初めて5年が経ちましたが、これまでに空気が漏れるような穴が開いた事が4回、すれて傷ついた事が1回あります。
穴が開いたのはこの3回です。
①釣れたシイラが取り込む際にジャンプしてSUPに突込み針で穴が開く
②釣れたシーバスをネットインしてSUPの上にあげた際に背びれが刺さる(この時はデッキパッドを突き抜けて穴が開きました)
③釣れたシーバスがSUPの上で暴れてルアーの針で穴が開く
他にもサメに噛まれて裂けた人もいます・・・

サメが釣れたときは無理せず切りましょう
そして最後の事象は、まさに今日起きたばかりでした・・・

ちょっと穴開けすぎですね(笑)
傷が付いてしまった時はSUPで流れているときに沖のブイを固定しているロープに気づかず上を通過してしまい、ロープに付着しているフジツボでジーっと引っ掻いたような傷付きました。
幸い傷が付いただけで空気は漏れていませんでしたが・・・

ここからは、穴が開いた時の修理方法です

まずは穴が開いた場所を特定します。
穴を探す方法は自転車のパンクと同じです。
SUPに空気を入れたままの状態で水に沈めて空気が漏れている場所を探します。
できれば海や川などで行うと良いのですが、海で波が高い日や、川で水が濁っていると解りづらいです。
そんな時は部屋の中など静かな場所に移動して空気の漏れる音で探します。
音が小さくて聞こえない場合はSUPの空気を追加してください。
空気圧が上がり音が大きくなります。
こんなところに
穴が2つ
ありました・・・

次に穴が見つかったら、穴を塞ぐための生地を用意します。
リペアキットの中にSUPと同じ生地(PVC)の切れ端が入っているのでカットして使用します。
この時のポイントは2つです。
①カットする時は穴より大きめに!
穴をピッタリ塞ぐサイズにするより大きめにしたほうが接着面が増えて補修箇所が取れにくいです。
②カットする生地の形は丸く!
生地をカクカクした形にすると角からはがれやすくなるので丸くカットします。
今回は穴が2つ並んでいるので2つの穴を同時に塞げるサイズにしました。
生地を接着剤で張り付けます
付属のリペアーキットの中に接着剤が入っているのでそれを使用します。
接着剤で貼るときのポイントは4つです。
①貼り付け面を綺麗に拭く、乾燥させる!
きれいにしてから貼らないとはがれやすくなります。
②接着剤は多めに、接着面に接着剤の無い部分がないように!
接着剤が少なくて空間ができると張り付けた生地の間から空気が漏れる可能性があります。
③張り付けるときは空気を入れてパンパンにしてから貼り付ける!
SUPがしわしわの状態で張り付けると乾く前にはがれてしまいます。
④すぐに乾燥しないので作業は焦らないw
乾くのに24時間は待ちます。焦って手が接着剤だらけになんて事がないように落ち着いて作業します。
こんな感じで穴より大きめにして、穴がスッポリ隠れる感じで貼ります。
付属の接着剤がなくなった人にはこちらがおすすめです!
ウレタン系接着剤でSUPやゴムボートなどの生地(PVC:ポリ塩化ビニル)と相性ばっちりです。
通常は30gで1300円ぐらいしますのでお買い得です。
私も付属品がなくなったのでこちらを使用しています。
あとは張り付けた生地を乾かせば修理完了です
乾かすときには日向で1~4時間程度(少し触ってぶよぶよしていない、見た目にも乾いたと感じるぐらい)乾かし、そのあとは空気を抜いて部屋の中で24時間以上放置します。
できれば2,3日置いておいたほうが良いと思います。
私は修理したあと次の週末までは我慢しています・・・

応用編:デッキパッドの貼ってあるところに穴が空いた場合
デッキパッドが貼ってあるところに穴が空いた場合、困りますよね・・・
僕もシーバスの背びれでデッキパッドの貼ってあるところをやってしまいました

でも、大丈夫です

修理方法があるので小さな穴なら修理しちゃいましょう

まずはデッキパッドの下に穴が開いているところを確認します

少し大きめに穴の周りを切り取ります
この時、間違ってボードまで切ってしまわないようにご注意を


リペア用の生地を貼りやすいようにヤスリなどで少しキレイにします

シール剥がしを使うとすごくキレイになります

あとは穴の周りに接着剤を塗ってリペア用の生地を貼り付けます

リペア用の生地を貼るとこんな感じ

最後に同じ接着剤でデッキパッドも貼り付けます
最初にキレイにカットしておくと修理あともわからないぐらいキレイに戻ります


さて、修理の手順は以上です。
できれば穴が開かない事を祈っていますが、万が一の場合はこちらを参考に修理してください。
小さな穴ではなく大きな穴や、高温でバーストした場合には自分で修理するのは難しいのでSUPの修理店に持ち込むようにしてください。
2019年に日本初上陸したSUPブランドAZTRON(アストロン)のボードはダブルチャンバー(空気室が2つ)になっていて、もしも片方の空気室に穴が空いて空気が漏れたとしても、もう片方で浮き続けられるようになっています

さらにダブルレイヤー(PVC生地が2重)になっていて、そもそも穴が空きにくいようになっています

このような安全性が高いボードを選ぶ事をオススメします

アクアマリーナのツーリングモデルHYPERもダブルチャンバーで空気室が2つになっています。
こちらもいざというとき安心です

あとはいざという時のために応急処置用のテープをもっておくと安心です!
このダクトテープは濡れたSUPにも貼れて空気漏れを止める事ができます。
この記事へのコメント
ヒロ
モチャピ
コメントありがとうございます。
SUPフィッシングを始めるにあたり何か悩んでいる事はありますか?
SUP経験、釣り経験、住んでいる場所や環境(戸建、マンション)、移動手段(車、バイク、自転車なと)、など教えて頂けるとアドバイスしやすいです!
ヒロ
大和市在住で、車はエブリーワゴンです!シーカヤックをやっている知り合いがいますが、置き場や、運ぶ手段を考えるとなかなか手が出ません!
モチャピ
釣り経験あり、SUP経験なしという事なので、まずはSUPを購入し乗ることに少し馴れてからSUPフィッシングをする流れが良いかと思います。
SUPですが、移動や保管に懸念があるとのことなので、空気を入れて膨らませるインフレータブルSUPが良いと思います。
釣りメインであればサイズが大きい安定するボードがオススメです。
コスパの良い(安くて質が良い)ボード
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01BZTL4PO?ie=UTF8&camp=247&creativeASIN=B01BZTL4PO&linkCode=xm2&tag=mocyapi09-22
釣りに特化しているボード
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ヒロ
モチャピ
海に落ちない前提ですが、私は4月から11月末までは水着です。
少し寒い時期は上に防水のウェアを着ています。
下記のサイトで海水温を確認して東京湾、相模湾に18度ぐらいの海水が入ったら出撃します!
気象庁
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html
冬は5mmのウェットスーツがないと寒くて無理です(笑)
3mmだと薄くて寒いのでご注意を。
釣りをする場合は沖に出ますので、ライフジャケットは必ず着用したほうが良いです!
荷物いれも兼ねて釣りのゲームベストがオススメです。
一例ですが、値段と質の良さで私のおすすめです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B017TYM6DS?ie=UTF8&camp=247&creativeASIN=B017TYM6DS&linkCode=xm2&tag=mocyapi09-22
ヒロ
モチャピ
私が千葉での釣り歴が長く、神奈川はまだまだなのですが
エントリーのしやすさで江ノ島、由比ヶ浜
駐車場から近いということで葉山以南の海水浴場
少し沖にでれば釣れそうという期待を込めて大磯より東の二宮、国府津、小田原あたり(まだエントリーしたことないですが今年はチャレンジしようと思ってます)
あたりですかね。