お待たせしました!SUPフィッシングをはじめる第二弾です!
えっ?誰も待っていないって?ww
(そんな突込みが聞こえてきました・・・。幻聴でしょうかw)
さて、SUPを選んだら次は釣り道具と装備を選びます!
vol.2では釣り道具(ロッド、リール、ライン、仕掛け、ルアー)の選び方とその他の便利アイテム(フローティングベスト、ロッドホルダー、ランディングネット、魚探など)についてご紹介します。
後半にSUPへのクーラーボックス固定の方法もあります。
釣りのことを考えるとワクワクしますねー

※初回掲載は2015/5/1です
※その他のSUPフィッシング記事はコチラ
SUPフィッシングをはじめる
※注意※
SUPフィッシングはルールとマナーを必ず守りましょう
特にSUPでの釣りにおいては下記の点を厳守しましょう

●日の出前のエントリーは禁止

●ライフジャケットは必ず着用

●船から見えるようにフラグを掲げて、目立つ服装をしましょう

●漁船の邪魔をしない、定置網や沖のブイに近寄らない


SUPフィッシングで最低限必要な釣り道具は大きくわけて4つです。
この4つの選び方を順番にご紹介します。
・ロッド(竿)
・リール
・ライン(糸)
・仕掛け、ルアー
まずはターゲット(対象魚)を決める
釣具を選ぶ前にまずターゲットを決めます!
どの魚を釣るか、またはどういう釣り方をするかによって釣り道具が変わります。
とは言え、釣り初心者ですって方もいると思うので、まずはSUPフィッシングでおすすめのターゲットを前提として説明しますね。
SUPフィッシングになれてきたらいろいろな釣り方で、いろいろな魚種を狙ってみてください。
SUPフィッシングは主に暖かい時期にやると思うので、シーバス、青物(イナダ、サバなど)、ヒラメ、マゴチをターゲットにルアーフィッシングがおすすめです!


なんでルアーフィッシングがおすすめなのかと言うと、仕掛けがシンプルで道具が少ないからです。
狭いSUPの上で長い仕掛けや、たくさんの道具を扱うのは難しいので最初のうちはルアーフィッシングがおすすめです。
僕も最初はルアーフィッシングからスタートしました。
なれてきたらスッテでマルイカ
を釣ったり、餌釣りでカワハギ
やアマダイを狙ったり、あとは海が穏やかな日には、のんび~りとシロギスを釣るのもイイですね


何度も言いますがSUPフィッシングは魚影が濃いのでおかっぱりに比べて釣れます。
例えばキス、サーフからどんなに頑張って遠投しても200m以下ですよね?
SUPならチョイチョイと漕ぐだけで400、500m沖なんてすぐです。
おかっぱりから手の届かないところに簡単に手が届きます

普段なら手の届かない沖のナブラ打ちだってできちゃいます

さて、また話が脱線しそうでしたがルアーフィッシングを前提に道具を選択していきます

ロッド(釣り竿)を選ぶ
ロッドは6〜7フィートのオフショア用ルアーロッドがオススメです。
ひとりで海に浮かぶSUPフィッシングは乗合船の釣りと違い周りの人とお祭りする(仕掛けが絡む)なんて心配はありません。
青物やシーバスのような引きの強い大物を釣るときも時間をかけてやりとりしてOKです

なので乗合船の釣りのように、魚が釣れたとき右へ左へ走られても周りの人と絡まないようにゴリゴリ頑張って巻く必要がないので、ロッドとリールはライトな装備で大丈夫です。
おススメは「ボートシーバスロッド」、「ライトジギングロッド」、「ブラックバス用ロッド」です。
別に8~10フィートの長いルアーロッドを使っても周りに人はいないので全く問題はありません。
ただ、狭いSUPの上では少し扱いづらいので、できれば短めのロッドを使ったほうが良いです

ちなみに僕はキャスティング用としてメジャークラフトのクロステージボートシーバスを愛用してます

一番柔らかいMLでルアーウェイトの表記は6〜28gで、30gのルアーまでキャストできています
長さも硬さもちょうどよくSUPフィッシングにおすすめです

リールはモデルチェンジしたばかりのカルディア3000番を使っています
マグシールドで海水の侵入を防いでくれるので万が一転覆して海水に水没した場合でも安心です

東京湾のボートシーバスや夏の太刀魚の浅場でワインドもこのタックルセットを使用しています。
このライトロッドで80cmを越えるブリや

1mを越えるシイラも釣り上げてます。

ライトな装備ほど魚の引きを楽しめておもしろいですよ!
ということで、ロッドの長さはなんでもいいとは言いましたが、もしこれから用意するのであれば7フィートの長さをおすすめします!
6フィートと7フィートなんてちょっとの差と思うかもしれませんが、飛距離や操作性はけっこう違います。
■Abu Garcia(アブガルシア)


・SaltyStage KR-X ボートシーバス 722MH-KR

アブガルシア(Abu Garcia) オーシャンフィールド ボートシーバス OFBS-662M.

1mを越えるシイラも釣り上げてます。

ライトな装備ほど魚の引きを楽しめておもしろいですよ!
ということで、ロッドの長さはなんでもいいとは言いましたが、もしこれから用意するのであれば7フィートの長さをおすすめします!
6フィートと7フィートなんてちょっとの差と思うかもしれませんが、飛距離や操作性はけっこう違います。
■Abu Garcia(アブガルシア)
・SaltyStage KR-X ボートシーバス 722MH-KR

アブガルシア(Abu Garcia) オーシャンフィールド ボートシーバス OFBS-662M.
■天龍
少しお高いロッドですが、ワンピースですごく滑らかにしなります

一番柔らかいFULモデルで魚の強い引きを堪能したいですね

そして、最近ハマっているロッドがあります。
グレート鱒レンジャーという名前のフルソリッドのロッドです。
価格1000円台という激安価格ですが、
フルソリッドなので穂先のアタリはわかりやすく、食い込みもよく、バットもパワフルです

イカメタルやティップランエギングの釣りに向いています。
60gのジグを使ったジギングもOKです

キャスティングもミノーやバイブレーション、重めのエギを投げる程度なら大丈夫です。
そして、レンジャーというだけあってカラーが5色あります。
さらに長さが2種類あって、私は取り扱いやすい短いほうを愛用しています。
短いほうはSP40というモデルで120cmです。
※関連する記事はコチラ
★今一番おすすめのロッドはコチラ
メジャークラフトのカーボンフルソリッドロッドのフルソリです
特に一番柔らかいLがおすすめで、メーカー推奨30g〜120gと軽いジグから重いジグまで扱えて、柔らかくしなるのでとにかく魚がHITしたあとのやり取りが楽しいのです

見てくださいこのロッドのしなりを


しかもフルソリッドなので折れにくく中深海で200gのスロージグを使っても大丈夫でした

柔らかくアタリもわかりやすいのでガチガチのスロージギングと交互に使って楽しんでいます

(こちらはメーカー推奨範囲を大きく超えているので自己責任で・・・w)
あとは鱒レンジャーとおなじような格安コンセプトでコチラのロッドも初心者の方におすすめです。
同じ格安ロッドですが、鱒レンジャーより重いルアーに向いています。
バッドはしっかりとしていてジグを操作しやすく、でも魚がかかるとしっかりとしなります

ティップも柔らかいのでジグやタイラバをただ巻きしているときの食い込みも良さそうです
これは鱒レンジャーに続き、なかなか楽しめるロッドを発見です

その他に万能に使えてSUPフィッシングにオススメなロッドがこちらです
アブガルシアのクワッドコンセプトシリーズです。
この竿一本でひとつテンヤ、60gまでのライトジギング、ティップランエギング、バチコンのすべてに対応しています。
バッド硬めでティップは繊細でアタリが取りやすい作りになっています

イカメタル、軽めのタイラバにも向いています

この竿とベイトのライトジギングロッドがあればSUPフィッシングのほとんどの釣りをカバーできるんじゃないかと思います

ジギングやタイラバなどの縦の釣りには80〜120gぐらいまで扱えるジギングロッドやタイラバロッドがオススメです。
僕が愛用しているベイトリール用のロッドはアブガルシアのソルティーステージKR-Xの120gです。
乗り合い船のシーバスやタチウオジギングでは150gまでのジグを扱っています。
SUPフィッシングではこのロッドで60〜100gのジグやタイラバを使います。
中深海や青物など250gまでのスロージグを扱うにはスロージギング用のロッドがおすすめです。
■MajorCraft
ティップの感度はよく、ワンピースでしっかりしたバットのしなりは大物とのやり取りも安心です。
メジャークラフトの最新モデル5Gシリーズからジャイアントキリングのスロージギングモデルも登場しました

硬さは0番〜5番まであって、私は250gまでの中深海ジギング用に1番を使用しています。
200gで0番だと少し柔らかすぎるかな?3番だと硬すぎるかな?ぐらいの硬さで、私は1番か2番がおすすめです。
リールを選ぶ
次にリールですが、リールもロッドに合わせてライトなもので大丈夫です。
スピニングリールでDAIWAなら2500番、シマノなら3000番のサイズにPE1号が150m巻いてあればOKです。
SUPフィッシングではリールが潮を被ることが多いです。潮を被ると中に塩分が入り乾燥して潮の粒ができます。そして次に使うときにはゴリゴリ・・・ととても不快な使用感になります。
そこで完全防水のDAIWAのマグシールド搭載のリールがおすすめです。
ただし、海に落としてしまったときに後悔しない程度の金額の道具にしておいたほうが良いですね…
僕もなれた頃にうっかりロッドとリールをまるごと海にポチャリしました。そのときの悲しい気持ちは忘れません

■ダイワ(Daiwa)
※リールの前2ケタの数字は年数を表しています。例えば15フリームスであれば2015年発売のモデルです。
★ここからマグシールド搭載
とうとう1万円以下でマグシールド搭載のモデルが出ました

コスパ重視なら間違いなくフリームスですね。
モデルチェンジして見た目もカッコいい感じになりました

僕が使っているカルディアもモデルチェンジして新しくなりました

さらに軽く、さらに強くなっています

■SHIMANO(シマノ)
ナスキーがフルモデルチェンジして登場しました!!
圧倒的な低価格と、低価格とは思えない機能、そしてカッコいいデザイン。
こちらも替えのスプール付きです。
スプールはPE2号150mとPE1.2号150mの2つのサイズなのでSUPフィッシングとジギングの使い分けにちょうどいいですね。
またまたちなみに僕が使っているリールはダイワの11カルディア 2508(旧型)
です。
ベイトリールならシマノのSLXです
スプールはPE2号150mとPE1.2号150mの2つのサイズなのでSUPフィッシングとジギングの使い分けにちょうどいいですね。
またまたちなみに僕が使っているリールはダイワの11カルディア 2508(旧型)
マグシールド搭載なのでSUPフィッシングで使用していて潮をかぶってもゴリゴリしたりしません

ベイトリールならシマノのSLXです
1万円台で購入できるリールとは思えない滑らかな巻と軽くて強靭なHAGANEボディーです
ソルト対応です

ジギングなどリールパワーがほしい人には低価格と頑丈なボディーが両立されたこちら
中深海や青物ジギングには僕も愛してやまないオシアジガーです

一度使うともう手放せません

カウンター付きのベイトリールならバルケッタBBがオススメです!

SHIMANO(シマノ) 17バルケッタ BB 300HGDH RIGHT
バルケッタとバルケッタBBの違いは、BBのほうがボディーが安い素材でできています。


SHIMANO(シマノ) 17バルケッタ 300 HG
カウンター付きだと水深がわかるので着底も簡単にわかります。
流れの速い場所や、特にタイラバの釣りは有利になります。
SHIMANO(シマノ) 17バルケッタ BB 300HGDH RIGHT
バルケッタとバルケッタBBの違いは、BBのほうがボディーが安い素材でできています。
SHIMANO(シマノ) 17バルケッタ 300 HG
僕はDAIWAのリョウガを使っています。
お高いリールですが頑丈なボディーが売りです

あとはマグシールド搭載なので買ったときのスムーズな巻き心地が未だに続いています

2018年モデルが発売されましたがは真っ黒でカッコイイです

ルアーフィッシングではこのようなロッド&リールを選びますが、これがキス釣りになればさらにライトな装備になりメバル・アジングロッド&1000番、2000番のリールにPE0.4号、0.6号で大丈夫です。


Funktion SUP用フィッシングタックルボックス
ラインを選ぶ
リールを選んだら、リールに巻くライン(道糸とショックリーダー)を選びます。
SUPで沖に出ると、おっかぱりの釣りに比べて水深がかなり深くなります。
あと、まさかの大物がHITして走られるなてこともあると思います。
なので、ラインは100m以上(できれば150m)は巻いておいたほうが良いです。
道糸にはPEライン、ショックリーダーにはフロロカーボンかナイロンのラインを選択します。
オススメはスピニングリールは道糸がPE1号、リーダーはフロロカーボンの20lb(4〜5号相当)
Funktion SUP用フィッシングタックルボックス
ラインを選ぶ
リールを選んだら、リールに巻くライン(道糸とショックリーダー)を選びます。
SUPで沖に出ると、おっかぱりの釣りに比べて水深がかなり深くなります。
あと、まさかの大物がHITして走られるなてこともあると思います。
なので、ラインは100m以上(できれば150m)は巻いておいたほうが良いです。
道糸にはPEライン、ショックリーダーにはフロロカーボンかナイロンのラインを選択します。
オススメはスピニングリールは道糸がPE1号、リーダーはフロロカーボンの20lb(4〜5号相当)
ベイトリールは道糸がPE1.2号、リーダーはフロロカーボンの25lb(5〜7号相当)です。
沖に出ると水深もあり流れの影響を受けるのでなるべく細い糸を選びます。
■PEライン
PEラインの表記についてですが、号数はラインの太さ、lb(ポンド)はラインの強度を表しています。メーカーや素材などによって同じラインの太さでも強度は違います。
■PEライン
PEラインの表記についてですが、号数はラインの太さ、lb(ポンド)はラインの強度を表しています。メーカーや素材などによって同じラインの太さでも強度は違います。
今一番おすすめしたいPEラインはメジャークラフトから新発売した弾丸ブレイドクロスです。
ガイドとの摩擦がものすごくなくリールを巻いた際の擦れる音がしません。また低伸度でアタリがダイレクトに伝わります。
コスパ重視のPEラインなら同じメジャークラフトの旧モデルライン弾丸ブレイドx4がおすすめです
メジャークラフトは日本製で品質も良い物が、他のメーカーの半額ぐらいの価格で買えます。
ベイトリールに大量のPEラインを巻く場合はこちら
信頼の日本製GOSENながら超格安です

■ショックリーダー
フロロカーボン
メジャークラフトの弾丸フロロリーダーの5号を愛用しています。
とにかく値段が安いのですが、他のリーダーに比べて歯の鋭いタチウオやスミヤキなどに切られにくいのでジグのロストが格段に減ります

5号までは製品のサイズも小さいのでポケットにすっぽりなので5号を使っています。
この弾丸フロロリーダーの5号のラインで9kgのマグロも釣り上げています

フロロカーボンのリーダーに比べてラインが伸びるのでショックを吸収してくれます。
ジギングのような大きなアクションでは変わりませんが、細かいアクションではルアーの操作性が伸びにくいフロロカーボンのほうが高いです。
モーリス バリバス VEPショックリーダー ナイロン 25lb
やすさを求める人には100mで1000円前後という船ハリスがオススメです

僕もこれを使っていますが、歯の鋭い魚だと即切れるのでジグのロストには注意です

ルアーを選ぶ
SUPフィッシングで使用するルアーは大きく2種類です。
ボイルしているときの表層用と、魚の姿が見えないときの深場用です。
ルアーのカラーはイワシなどのナチュラルカラーと、曇りor濁りがきついとき用にコットンキャンディーなどの目立つカラーを用意しておけば大丈夫です。
表層用は0~50cmぐらいの水深を泳ぐミノーやトップウォーターを使います。
ミノー(写真はimaのサスケ120 裂波(レッパ)
)
imaのサスケにはシンキングの裂風
どちらでも良いのですが、SUPフィッシングに適しているのはシンキングの裂波のほうです。
あとSUPフィッシングでは大型の青物やシイラがHITすることがあるので針の大きな剛力もオススメです。
アムズデザイン(ima) sasuke 120剛力 レッドヘッド
トップウォータ(写真はimaのポッキー
ポッキー以外のトップウォータープラグだとオススメはDAIWAのTDソルトペンシル
見た目に気持ち悪い色が多いですがこれが釣れるんですよね。
さらに飛距離がめっちゃでます。
ダイワ ルアー MTソルトP110S-HD アルミイワシ
中層~ボトム用には20~40gのスピンテール、バイブレーション、メタルジグ、ワームを用意します。
だいたいSUPフィッシングの水深は浅くても7~10m、通常は20m前後ですが、場所によっては40m以上という深い場所もあります。
釣り初心者の方にはただ巻きでもかなりのアピール力があり、絡まりにくいスピンテールがおすすめです。
スピンテール(写真はCOREMANパワーブレード30g マズメイワシラメ
)
COREMAN(コアマン) PB-30パワーブレード イワシ
バイブレーション
迷ったときには必ずこのルアーです

アムズデザイン(ima) koume 80heavy コットンキャンディー
コウメ∞の20gは小型なので、沖の沈み根を探ると尺メバルが釣れたりします。
アムズデザイン(ima) ルアー コウメ インフィニティ20
メタルジグ(写真は上がimaのGUN吉
メタルジグのオススメはまさに餌と噂のダイワのTGベイトです。
比重の重いタングステン製で同じ重さでもシルエットが小さくなります。
深場を狙うSUPフィッシングでは重たいジグを使用しますが小型ベイトにアジャストさせることができます。
ダイワ メタルジグ TGベイト60 PHグリーンG
安くて良いものが多いメジャークラフトからもライトジギング向けのタングステンジグが登場です

TGベイトと釣果は変わらないので、僕はお値段の安いこちらを使っています

ワーム
ヒラメ、マゴチを狙うならワームです。
10g以上のジグヘッドにワームを付けてSUPを流しながらボトムを探ります。
ワインドでボトムを誘うのも効果的です
ワインド用のワームってワームのセッティングが大変なのですが、ワームのセッティングが楽なワームがこちら!
揺れるSUPの上でも簡単にワームの交換が可能です

SUPで流しながら釣るので、海底ずる引きしているとすぐに根がかりしてしまいます。
でもこのジグヘッドなら海底の起伏の激しい岩場で底をなめるように探ってもまったく根掛かりはしません。
かなりの優れものです。なかなかやるなささめ針!
ささめ針 スリーパーマッチョ 21g
今のルアー紹介でお気づきでしょうが、僕はima好きです

ほとんどimaじゃねーかとw
最近ハマっている新しい釣りがあるので紹介しておきます。
イカメタルとティップランエギングです。
イカメタルはマルイカをスッテではなくイカ用のジグで狙います。
スッテ仕掛けと比べて凄くシンプルで、ルアーを1つ付けるだけなのでSUPフィッシングにはもってこいです


水深60mぐらいまでは56gで対応できます。
ノーマルとちょっと太めの大盛があり、大盛がオススメです。
ティップランエギングは主にボートでやる釣りです。
重めのエギを落として底からしゃくり上げてステイし、船が風で流される事を利用して誘います。
釣り方はSUPやカヤックからも全く同じ方法です。

エギは30gのエギを使用します。
オススメはこのエギです。湘南ではグリーンがよく釣れます。
40mより深い場所ではオモリを足したほうが沈みが早くて良いです。
メリットは餌木にガッチリ固定されるのでシャクリとフォールでの餌木の姿勢が安定します。
デメリットは餌木の形により装着できない場合があります。
いくつか種類がありますが、この中で紹介するものは餌木蔵にはハマります


餌木蔵には、ナカジマのシンカー10gと25gを水深や潮の流れに合わせて使い分けています
もうひとつオススメの釣り方ががあります。
タイラバです

底まで沈めてただ巻きするだけで、簡単に魚の王様「真鯛」が釣れちゃいます


タイラバはダイワのベイラバーフリー鍍金ゴールドがおすすめです。
重さは水深+20gぐらいが目安です。
私は60gと100gの2つの重さを使い分けています。
関東の真鯛にはオレンジが良いと釣りビジョンでやっていたので
ネクタイは替えユニットでオレンジにしてました。
その他のアイテムを選ぶ
さて、一通り釣りするための道具はそろったので、あとはSUPフィッシングにあれば便利なその他アイテムになります。
重要度も一緒に書いておくのに参考までw
ライフジャケット【重要度:高】
ライフジャケット!必ず着用しましょう

万が一のときに命を預けるものなので、ちゃんとしたものを選びましょう・・・

ポケットが大きくルアーBOXが収納できるものがオススメです。
マリンスポーツ専用のライフジャケットはシンプルで動きやすく値段も低めです。
カヤック用のフローティングベストは収納ポケットが多く背中のフロートが短くなっているので座っている状態でも動きやすくSUPフィッシングには便利です

フィッシュグリップ【重要度:高】
釣れた魚が狭いSUPの上で暴れるとルアーの針が自分やボードに刺さり危険なので、フィッシュグリップでキャッチしてから針をはずします。
ランディングネット【重要度:高】
釣れた魚をキャッチするためのランディングネット!
釣れた魚が大きいと持ち上げる事もできないし、無理にずりあげるとルアーでボードを傷つける可能性があるのでランディングネットは準備しておいたほうが良いですね。
僕はシーバス狙いの日はランディングネットを使わずにフィッシュグリップですませちゃいますがw
ボードから落としても流されないようにリードがついているもの
ジョイント部分がこんな感じで磁石になっているやつが使いやすいですよ。
SUPのリングにひっかけておき、魚が釣れたら引っ張るだけで使用できます。
ネットを手放して流されてしまってもリードがついているので大丈夫です。
一番のおすすめはフロートタイプです
万が一海に落ちても浮くので回収可能です

魚群探知機【重要度:中】
魚群探知機、通称:魚探ですw
え?いるの?って思うかもしれませんが・・・
この広い広い海の上で魚がどこにいるかなんてわからないのです

あれば便利という意味で重要度は"中"ですw
あとは沖に流されたときに自分がどこにいるのかを判断するのに、魚探の水深を使います。
ふむふむ今釣れたのは水深18mラインなのね、おっと水深30mラインまで流されている!
みたいな感じにw
SUPフィッシングで買うなら間違いなくDeeperというスマート魚群探知機です

スマフォとWifiで接続して利用することで高い解像度のモニターを実現しています。
見た目もかなりカッコイイですね

Deeperは水につけるとスイッチオンになるのでアームを付けて上下できるようにしました。
アームはホームセンターでステンレス製の部品を購入して1500円ぐらいです


スイッチオフにするときはアームを上に上げます。

カヤックやボートに取り付ける専用アームも販売していますがホームセンターの手作りで十分ですね

ちなみに、専用アームはこれです。
deeper専用フレキシブルアーム




そして、スマホが魚探のモニターになるので腕に付けて釣りながらでも、漕ぎながらでも魚探を確認できるようにしてみました!
これ、なかなか良い感じです


ロッドを持って誘いながらもチェックです

うーん、海底に魚の反応が・・・
アオリイカかな??

DeeperにはPro、Pro+、最新のCHIRP+の3種類があります。
ProとPro+は水深80~90mぐらいまで探知できます。
ProとPro+の違いはDeeper本体にGPSを内蔵しているかどうかで、陸からキャストして使用する場合に必要な機能みたいです。
SUPフィッシングではモニターのスマホがGPSの役割で、Deeper本体と距離が近いのでGPS内蔵の必要はありませんね。
GPSなしにするだけで8000円ぐらい安くなります

最新のCHIRP+は次世代のチャープ技術で1cmサイズまで探知可能、水深も100mまでと格段に進化しています
海のコンディションにもよりますが実際は110mぐらいまで探知可能でした。
ただ、ちょっと高いなとか、お遊び気分でってぐらいの人には大漁くんデラックス
がおすすめ!
Amazonで4000円ぐらいで買ったものです。
見た目はおもちゃみたいですが、ちゃんと水深100mまで計測できて、魚がどの水深にいるかを10段階で表示してくれます。魚の量もわかるようになっています。
あとは海底に岩があるのか、海藻があるのか、砂地なのか、ここまでわかるようになっています。
魚が魚探に反応すると音で教えてくれます!
いっぱいいるときは「ピーピーピーピー」、少しいたときは「ぴっぴっぴっぴー」です。
SUPを漕いでいても音がなって今いるってのがわかるのです

例えばこの画面表示なら・・・
水深は15mで、表層1~3mぐらいに魚の群れがいて、底から1mぐらいにも広い範囲で魚が点在しています。
そして底の形状は岩礁帯で海藻が生えているというところまで解ります。
表層の群れは通り過ぎようとしているので回遊魚(青物)、底の魚は岩礁帯なのでカワハギやベラかなと予想できます。
黒い物体がソナーでソナー海に入れて、黄色の輪っかで浮くようになっています。
クーラー&ロッドホルダー【重要度:中】
なくても釣りはできるので重要度"中"にしましたが、これがあるかないかでSUPフィッシングは変わります!
クーラーボックスにロッドホルダーを取り付ければ道具や魚もクーラーに入るし、竿も立てれて安心です。
クーラーボックスは15~25リットルぐらいのサイズで、ロッドホルダーをネジで取り付けて外側に穴が開くので高価なものは避けて安いものを選びましょう。
この伸和(SHINWA) ホリデーランドクーラー 22L
ぐらいがオススメです。
大きなサイズが良い人は33Lがオススメです。
僕も大きいほうは33Lを使っています。
60cmを超えるような大物が釣れてもクーラーBOXに収まります。
そして、ロッドホルダーをネジで止めるとこうなります。
SUPの後ろにトラックの荷物を縛るベルトで止めます。

クーラーを固定するめるベルとはトラックの荷締め用のベルトが一番適しています。
簡単に締められて、トラック用なので釣ってるときに緩むことはありません。
安心して使えます。
長さは3mあれば足りますが、2mだと足りないのでご注意を

ロッドホルダーはなんでもいいのですが、ネジで止めるタイプを選びましょう。
粘着テープだとすぐにとれてしまいます。
SUPフィッシングではロッドホルダーに竿を立てたままSUPを漕いでルアーを引っ張るトローリングという技(?)を使います。この時にヒットした魚の引きに耐えられるぐらいの強度は必要なので粘着テープでは弱いでしょう。
最近はこんな便利なアイテムも売ってます。
これがあればどのボードでも釣り専用ですね(笑)
ストリンガー【重要度:低】
これがあると大きな魚を生かしたまま持ち帰る事ができます!
大きなクーラーボックスがないので生かしておくのがベストです

ただし、サメのいる海ではサメに襲われる可能性が高まるため注意しましょう

と、こんな感じで釣り道具もそろいました

あとは海に出て釣りをするだけですね


この海に出て釣りをするについて次は説明していきます!
次回お楽しみに♪
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